だんじり恵比須

 このだんじりと初めて出会ったのは、昭和62年の夏です。和泉市の山手、春木川に地蔵寺と八雲神社が並んで建っています。神社の横にこのだんじりがありました。ちょっとびっくりしました。
 お寺でお聞きしたところでは、昭和30年代に恵比須様をおまつりする時、曳かなくなっていただんじりを使ったとのことでした。急な石段を上った所にあるので、だんじりを運び上げるのは大変だったと思います。
 写真を撮るため久しぶりに訪れましたが、日当たりの良い静かな山の中に、昔と変わらないだんじりがありました。


だんじり恵比須の全景です。だんじりは、このお社の中です。
山の中の静かないいところで、辺りは、ちょっとした広場になっていて子どもの遊具もあります。
近くに寄ったところです。
獅子噛も見えます。
四本柱に格子戸が取り付けられていて恵比須様をおまつりしています。
懸魚と車板です。懸魚は、かなり痛んでいます。車板には、大きな龍が、彫られています。
だんじりの横です。ネコが取り外され台木が直接、石の台に乗っています。
三方が板塀に囲まれているので前からしか見ることができません。

曳かれていないだんじりへ

メニューへ

トップページへ